平成24年度、文部科学省大学間連携共同教育推進事業に
「西日本から世界に翔たく異文化交流型リーダーシップ・プログラム
(University Network for Global Leadership Development in West Japan;UNGL)」が採択されました。
教育理念・目的・手法
「リーダーシップ」に関する知識・スキル・態度は、
ある日突然、体得できているという種のものでないことは言うまでもありません。汎用的能力から語学力や専門知識までの広範囲にわたる資質能力を、大学在学中に統合的に要請し、個々の学びを支援することを目指します。
UNGLは、学生の効果的な学びと成長を促すために、
1)国内での異文化研修(Basic Program)
2)二国間での異文化研修(Intermediate Program)
3)多国間での異文化研修(Advanced Program)を段階的に展開しています。
これらを通じて、学生が「学内・国内 → 二国間 → 多国間」と継続的に立場や文化の差異を乗り越えながら、
リーダーシップを体系的に養うことができるよう企図しています。
UNGLでは、大学生のリーダーシップ養成に取り組むとともに、それら学生の学びを支援する教職員スタッフを対象とした研修を実施しています。
OJT型研修
紹介したプログラムを実施する際、教職員がチームを組み、経験豊富なスタッフがメンターとなってアドバイスをしたり、学生指導の方法や振り返りのファシリテーションを実地で教えたりするなどにより、参加学生の学びに関与しつつ、教職員の能力開発・向上を目指します。
OFF-JT型研修
UNGLではOJT研修とは別に、教職員がスクール形式やセミナー形式で学ぶタイプの能力開発も実施しています。UNGLの教育理念や大学生のリーダーシップ発達に関する理論について、またそれを支援する教職員に求められる知識・態度等について学んだり、事例を共有したりすることができます。